第9章 販売と宣伝(前編)何を見せるかと媒体の使い分け(約3,593文字) 記事一覧
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第9章 販売と宣伝

この章でわかること


なぜ宣伝が必要なのか

結論。

作っただけでは、誰もスタンプの存在を知りません。

LINEのスタンプショップには、膨大な数の作品があります。

その中で、新しく出した1作品が自然に見つかる可能性は高くありません。

だから、自分から知らせます。

宣伝は「営業」ではありません

「買ってください」と言い続けるのは、宣伝ではありません。

そして、うまくいきません。

うまくいくのは、こちらです。

作っている様子を見せること。

人は、完成品よりも過程に興味を持ちます。

「AIでスタンプを作ってみた」という話は、それ自体がコンテンツになります。


ステップ1 販売URLを確認する

販売が開始されると、スタンプのページURLが発行されます。

確認方法

方法1 管理画面から

  1. LINE Creators Marketの管理画面を開く
  2. 「アイテム管理」から対象のスタンプを開く
  3. 販売中のステータスになっていることを確認する
  4. LINE STOREへのリンクを確認する

方法2 LINE STOREで検索

  1. ブラウザでLINE STOREを開く
  2. 自分のスタンプのタイトルで検索する
  3. 自分の作品ページを開く
  4. ブラウザのアドレスバーのURLをコピーする

方法3 スマートフォンから

  1. LINEアプリのスタンプショップを開く
  2. 自分の作品を検索する
  3. 作品ページの共有ボタンからURLを取得する

URLを取得したら

すぐにメモしてください。

そして、後で使うので、以下の形で保存します。

【作品情報メモ】
タイトル:
販売URL:
クリエイターページURL:
販売開始日:
枚数:
価格帯:

LINE STORE スタンプトップ(store.line.me)

LINE STORE スタンプトップ(store.line.me)


URLだけを投稿してはいけない理由

これは、いちばん多い失敗です。

なぜダメなのか

【悪い投稿例】
LINEスタンプ作りました!
https://store.line.me/...

この投稿には、次の問題があります。

  1. 何のスタンプかわからない
  2. リンクを開く理由がない
  3. 面白くない
  4. フォロワーが増えない

見る人の立場になってください。

知らない人の「スタンプ作りました」を、わざわざタップしますか。

しません。

では何を見せるのか

8つの素材があります。

これを順番に投稿していくと、1作品で2週間ぶんの投稿ができます。


見せるべき8つの素材

素材1 制作過程

作業している様子です。

画面のスクリーンショットが、そのまま素材になります。

これは、AIを使った制作の強みです。

素材2 ボツ案

これがいちばん反応が良い素材です。

採用しなかった案を見せます。

「なぜボツにしたか」を書くと、話が広がります。

私が過去に投稿したときも、完成品よりボツ案のほうが反応がありました。

理由は、完成品には情報がないからです。

ボツ案には「判断」が含まれています。

素材3 キャラクター設定

第3章で作った設定シートを見せます。

設定を見せると、キャラクターに愛着が生まれます。

素材4 審査通過報告

「審査に通りました」という報告です。

これは、次の理由で有効です。

素材5 実際の使用例

トーク画面でスタンプを使っているスクリーンショットです。

自分だけのグループで撮影してください。

他人のトーク内容が写らないようにします。

「どの場面で使うか」が伝わるので、いちばん実用的な素材です。

素材6 制作者の失敗談

共感を生む素材です。

失敗談は、成功談より読まれます。

そして、「この人は本当にやっている」と伝わります。

素材7 シリーズの予告

「次は敬語版を作ります」という予告です。

これで、次の投稿につながります。

そして、待ってくれる人が生まれます。

素材8 フォロワーへの投票

参加してもらう素材です。

投票は、反応のハードルがいちばん低い形式です。

そして、答えてくれた人は、完成品に興味を持ちます。


媒体別の使い分け

7つの媒体を、役割で分けます。

Threads(スレッズ)

会話のような雰囲気なので、途中経過を出しやすいです。

「今日はセリフ40個を書きました」だけでも投稿になります。

X(エックス)

情報が流れるのが速いので、同じ話題を形を変えて何度も出せます。

Instagram

40枚を並べた画像、ビフォーアフター、設定シートの画像が向いています。

ストーリーズでは、投票機能が使えます。

Facebook

つながりが実際の知人中心なので、丁寧な報告文が合います。

LINE

ここが最も直接的です。

ただし、送り方には配慮が必要です(後述)。

ブログ

「AIでLINEスタンプを作る方法」のような記事は、後から読まれ続けます。

note

過程を丁寧に書くと、スタンプ本体より読まれることがあります。

そして、それが結果としてスタンプの紹介になります。


投稿の順番(2週間の流れ)

素材を順番に出すと、こうなります。

制作中 Day1 テーマを決めた話

制作中 Day2 キャラクター初期案(3案)+投票

制作中 Day3 設定シートを見せる

制作中 Day4 生成に失敗した画像(ボツ案)

制作中 Day5 4枚だけ完成した報告

制作中 Day6 40枚並べた画像

申請日 申請しました報告

リジェクト時 リジェクト内容と修正の話

承認日 審査通過報告

販売開始日 販売開始+URL

+1日 実際の使用例(トーク画面)

+3日 制作の失敗談まとめ

+5日 使い方の提案(どの場面で使うか)

+7日 次作の予告+テーマ投票

URLを出すのは、販売開始日以降です。

それまでは、過程だけを出します。

これで、販売開始日に「あ、あの人のスタンプ出たんだ」となります。



この章は前後編に分かれています。

続きは「第9章 販売と宣伝(後編)媒体別の投稿文12案」です。