第10章 シリーズ展開
この章でわかること
- 1作品で終わらせない理由
- 同じキャラクターで増やす11の方向(敬語版・季節版・方言版など)
- 動くスタンプ・絵文字・着せかえの違い
- 海外向けとコラボの考え方
- 「アイナ」を10作品まで広げる企画表
- 2作目を3分の1の時間で作る方法
なぜ1作品で終わらせないのか
理由は3つあります。
理由1 2作目以降は圧倒的に速い
1作目で時間がかかったのは、次の部分です。
- テーマを決める
- キャラクターを設計する
- プロンプトを作る
- 加工の手順を覚える
- 申請画面の場所を覚える
これらは、2作目では不要です。
2作目でやるのは、セリフを作って画像を生成し、加工することだけ。
私の感覚では、2作目は1作目の3分の1程度の時間で作れます。
理由2 目に触れる機会が増える
作品が1つだと、見つかる入口が1つです。
10作品あると、入口が10になります。
そして、1作品を気に入った人が、他の作品も見ます。
理由3 キャラクターが育つ
同じキャラクターの作品が並ぶと、「シリーズ」として認識されます。
そして、SNSで語れる話が増えます。
「アイナの5作目を作りました」は、それ自体が投稿ネタになります。
展開の11方向
同じキャラクターで、どう増やすか。
方向を整理します。
方向1 同じキャラクターでセリフを増やす
1作目で使わなかったセリフを使います。
第4章で40個作ったなら、そこに入らなかった案があるはずです。
いちばん簡単な展開です。
方向2 敬語版
タメ口の1作目に対して、丁寧な言い方の版を作ります。
1作目:了解っしょ!
敬語版:承知いたしました
これは需要があります。
理由は、仕事で使えるからです。
タメ口のスタンプは、上司や取引先に送れません。
方向3 日常版
仕事寄りの1作目に対して、生活の言葉を入れます。
おはよう / いってきます / 帰るね / 買い物ある? / おつかれ
使う相手が家族や友人に広がります。
方向4 仕事版
日常寄りの1作目に対して、仕事の言葉を入れます。
確認します / 対応中です / 会議入ります / 資料送りました
方向5 季節版
イベントに合わせた版です。
正月 / バレンタイン / 春(新年度)/ 夏 / ハロウィン / クリスマス / 年末
季節版のコツは、時期の前に出すことです。
12月に申請して12月に出しても、間に合いません。
審査の期間を考えて、余裕を持って申請します。
方向6 方言版
キャラクターに方言を話させます。
自分か家族の出身地に限ってください。
知らない地域の方言は、ネイティブに見抜かれます。
方向7 動くスタンプ(アニメーションスタンプ)
画像が動くスタンプです。
別のアイテム種類として申請します。
必要な仕様は静止画と異なります。
2026年7月30日時点で、公式のアニメーションスタンプ制作ガイドラインに記載されていた内容です。
- メイン画像:1個 / 240 × 240 px / .png(APNG)
- アニメーションスタンプ画像:8個 / 16個 / 24個(40個はない) / 横320 × 縦270 px(最大) / .png(APNG)
- トークルームタブ画像:1個 / 96 × 74 px / .png
- サイズの追加条件:横・縦のどちらかが270px以上であること
- フレーム数:1個あたり5〜20フレーム
- 余白:余白はつけない(静止画とは逆)
- ファイルサイズ:1個あたり1MB以下 / ZIPは60MB以下
- カラーモード:RGB
静止画スタンプとの違いで注意する3点
1. 枚数の選択肢が違う
静止画は8/16/24/32/40個ですが、動くスタンプは8/16/24個までです。
40個で作った1作目を、そのまま全部動かすことはできません。
2. 余白のルールが逆
静止画は10pxぐらいの余白が必要でした。
動くスタンプは余白をつけません。
3. APNGという形式にする
複数のPNG(フレーム)をまとめて1つのAPNGにします。
APNG作成ツール(APNG Assembler など)を使います。
拡張子は .png のままです。
また、LINE STOREやスタンプショップでは1フレーム目が静止画として表示されるため、1枚目の絵が最も重要になります。
仕様は変更される可能性があります。申請前にLINE Creators Market公式の最新ガイドラインを確認してください。

スタンプ制作ガイドライン(creator.line.me/ja/guideline/sticker/)
動かす価値があるセリフ
全部を動かす必要はありません。
動きに意味があるものを選びます。
◎ 手を振る(バイバイ)
◎ うなずく(了解)
◎ 頭を下げる(謝る)
◎ 飛び跳ねる(喜ぶ)
△ 真剣な顔(動きに意味がない)
方向8 絵文字(LINE絵文字)
文字の中に混ぜて使える、小さな画像です。
スタンプより小さく表示されます。
- 顔だけ、記号だけ、短い単語だけ
- セリフは入れない(読めません)
2026年7月30日時点で、公式の絵文字制作ガイドラインに記載されていた内容です。
絵文字 8〜40個****
- サイズ:180 × 180 px
デコ文字(かなカナ/英数字)+絵文字 273〜305個
- サイズ:180 × 180 px
デコ文字(かなカナ)+絵文字 169〜201個
- サイズ:180 × 180 px
デコ文字(英数字)+絵文字 112〜144個
- サイズ:180 × 180 px
トークルームタブ画像 1個
- サイズ:96 × 74 px
その他の条件です。
- 形式はPNG / 背景は透過
- 解像度72dpi以上 / カラーモードRGB
- 1個あたり1MB以下 / ZIPは20MB以下(スタンプの60MBとは違う)
- 余白をつけず、画像サイズいっぱいにイラストを配置するのが推奨
- ファイル名に、文字に対応したナンバーを付ける
絵文字で最初に作るなら
「絵文字」タイプ(8〜40個)から始めてください。
デコ文字を含むタイプは、100個以上必要になります。
1作目で挑戦する量ではありません。
「絵文字」タイプなら、スタンプと同じ8個から作れます。
仕様は変更される可能性があります。申請前にLINE Creators Market公式の最新ガイドラインを確認してください。

絵文字 制作ガイドライン(creator.line.me/ja/guideline/emoji/)
方向9 着せかえ
LINEアプリ全体の見た目を変えるものです。
トーク画面、ボタン、背景などをまとめてデザインします。
スタンプより制作枚数が多く、難易度が上がります。
いきなり挑戦するより、スタンプで5作品くらい作ってからのほうが安全です。
必要な画像の種類と数は、公式ガイドラインで確認してください。
方向10 海外向け
英語版のセリフでスタンプを作ります。
日本語版の翻訳ではなく、作り直します。
理由は、英語圏でよく送られる短い言葉が違うからです。
Thanks! / OK! / On my way / Sorry! / Good night / Let's go!
日本語の「了解っしょ」をそのまま訳すと不自然になります。
方向11 コラボ
他のクリエイターや、知り合いの事業者と組みます。
例:
- 別のクリエイターのキャラクターと共演させる
- 自分の職場や知人の店のイメージキャラクターを作る
注意点があります。
- 権利の扱いを事前に文書で決める
- 収益の分け方を決める
- 相手の許可を必ず取る
口約束で進めると、あとでもめます。
「アイナ」10作品の企画表
第3章のキャラクター「AIに強い陽気なビジネスコンサルタント アイナ」を、10作品に展開します。
1 AIコンサル アイナ|毎日つかえる40個
- 種類:スタンプ
- 主なセリフの方向:日常+仕事の混合
- 使う人:社会人全般
- 前作からの差分作業:ー(1作目)
2 AIコンサル アイナ|敬語編
- 種類:スタンプ
- 主なセリフの方向:丁寧な言い方に全面変更
- 使う人:上司・取引先に送る人
- 前作からの差分作業:セリフ40個+画像40枚
3 AIコンサル アイナ|仕事の返信
- 種類:スタンプ
- 主なセリフの方向:確認・報告・連絡に特化
- 使う人:チームで働く人
- 前作からの差分作業:セリフ40個+画像40枚
4 AIコンサル アイナ|家族と話す
- 種類:スタンプ
- 主なセリフの方向:生活の連絡に特化
- 使う人:家族とLINEする人
- 前作からの差分作業:セリフ40個+画像40枚
5 AIコンサル アイナ|年末年始
- 種類:スタンプ
- 主なセリフの方向:あいさつ・お礼・新年
- 使う人:年末年始に連絡する人
- 前作からの差分作業:セリフ40個+画像40枚
6 AIコンサル アイナ|動く40個
- 種類:動くスタンプ
- 主なセリフの方向:1作目の人気セリフを動かす
- 使う人:1作目を買った人
- 前作からの差分作業:既存絵をアニメ化
7 Aina the AI Consultant
- 種類:スタンプ(英語)
- 主なセリフの方向:英語でよく使う短文
- 使う人:英語でLINEする人
- 前作からの差分作業:セリフを英語で作り直す
8 AIコンサル アイナ|絵文字
- 種類:絵文字
- 主なセリフの方向:顔・記号・短い単語
- 使う人:文中に混ぜたい人
- 前作からの差分作業:顔だけを小さく作り直す
9 AIコンサル アイナ|相棒ロボと
- 種類:スタンプ
- 主なセリフの方向:ロボットとの会話ネタ
- 使う人:1作目のファン
- 前作からの差分作業:ロボット追加+画像40枚
10 AIコンサル アイナ|着せかえ
- 種類:着せかえ
- 主なセリフの方向:ー(画面デザイン)
- 使う人:シリーズのファン
- 前作からの差分作業:着せかえ用素材の制作
この順番にした理由
2作目に敬語版を置いています。
理由は、需要がはっきりしているからです。
1作目がタメ口なら、「仕事で使えない」という声が必ず出ます。
そこを埋めるのが敬語版です。
動くスタンプは6作目です。
理由は、静止画で5作品作ってから挑戦したほうが安全だからです。
キャラクターの描き方が安定してから動かします。
着せかえは最後です。
制作量がいちばん多いからです。
シリーズにファンがついてから作るほうが、報われます。
企画表テンプレート(自分用)
自分のキャラクターで埋めてください。
▼ ここからコピーして使えます(25行)
【シリーズ企画表】
キャラクター名:
1作目のテーマ:
| No | 作品名 | 種類 | セリフの方向 | 使う人 | 差分作業 | 着手予定 |
|----|--------|------|--------------|--------|----------|----------|
| 1 | | | | | ー | |
| 2 | | | | | | |
| 3 | | | | | | |
| 4 | | | | | | |
| 5 | | | | | | |
| 6 | | | | | | |
| 7 | | | | | | |
| 8 | | | | | | |
| 9 | | | | | | |
| 10 | | | | | | |
【共通で再利用するもの】
- キャラクター設定シート:
- 画像生成の共通プロンプト:
- 文字入れのテンプレート:
- 加工手順:
- 申請時のタイトル形式:
- 説明文のひな型:
▲ ここまで
2作目を3分の1の時間で作る方法
具体的な手順です。
準備1 1作目の資産を整理する
作業前に、次のファイルを1か所にまとめます。
project/
├── character/
│ ├── character_sheet.md ← キャラクター設定
│ ├── base_image.png ← 基準画像
│ └── color_palette.txt ← 色コード
├── prompts/
│ ├── common_prompt.txt ← 変えない7項目
│ └── pose_prompts.txt ← 表情・ポーズ集
├── templates/
│ └── text_template.(編集ソフトの形式) ← 文字入れの設定
└── series/
├── 01_daily/
└── 02_keigo/ ← 2作目
この整理が、いちばん時間を節約します。
準備2 流用できるものを確認する
- キャラクター設定:◎ そのまま
- 基準画像:◎ そのまま
- 共通プロンプト(7項目):◎ そのまま
- 表情・ポーズの指定:○ 半分くらい流用
- セリフ:× 作り直し
- 画像:△ 一部流用可(後述)
- 文字入れの設定:◎ そのまま
- 加工手順:◎ そのまま
- 申請時の説明文のひな型:○ 一部書き換え
画像を流用する場合の注意
同じ画像を、セリフだけ変えて使い回すのは危険です。
第8章の「類似画像が多い」という指摘につながります。
安全な使い方はこうです。
◎ ポーズの指定を流用して、表情を変えて再生成する
◎ 体の向きを変えて再生成する
△ 同じ画像の文字だけ変える(多用しない)
× 40枚全部を文字だけ変えて出す
敬語版を作るなら、ポーズを丁寧なものに変えます。
これは、内容としても必要な変更です。
1作目:親指を立てる(了解っしょ!)
敬語版:軽く会釈する(承知いたしました)
2作目の作業手順
- セリフ40個を作る(1時間) - 第4章のプロンプトに、1作目のセリフを渡して「敬語版を作って」と指示する
- 表情・ポーズを割り当てる(30分) - 1作目の割り当てを見ながら調整する
- 画像を生成する(2〜3時間) - 共通プロンプトはコピーするだけ
- 加工する(2時間) - 文字入れのテンプレートを使う
- 検証する(5分)
-
validate_images.pyを実行 - 申請する(30分) - 1作目の説明文を書き換える
合計6〜7時間程度です。
1作目でかかった時間の3分の1くらいになります。
そのまま使えるプロンプト
プロンプト1 シリーズ企画表を作る
▼ ここからコピーして使えます(30行)
あなたはLINEスタンプのシリーズを企画するプロデューサーです。
以下のキャラクターで、10作品のシリーズ企画表を作ってください。
【キャラクター設定】
(設定シートを貼る)
【1作目の内容】
- タイトル:
- セリフの方向:
- 使う人:
【展開の候補】
セリフ追加 / 敬語版 / 日常版 / 仕事版 / 季節版 / 方言版 /
動くスタンプ / 絵文字 / 着せかえ / 海外向け / コラボ
【出力する表の列】
No / 作品名 / 種類 / セリフの方向 / 使う人 / 前作からの差分作業 / 難易度(低・中・高)
【条件】
- 同じキャラクターで統一する
- 作品名は「キャラクター名|〇〇編」の形式にする
- 難易度が低いものを先に、高いものを後に置く
- 着せかえは最後に置く
- 動くスタンプは静止画で5作品作ったあとに置く
- 各作品について、1作目から流用できるものを明記する
- 具体的な売上見込みは書かない(データがないため)
【最後に出力すること】
2作目に取り組むべき作品と、その理由
▲ ここまで
プロンプト2 敬語版のセリフを作る
▼ ここからコピーして使えます(25行)
以下は、LINEスタンプ1作目のセリフ40個です。
これを敬語版に書き換えてください。
【1作目のセリフ40個】
(貼る)
【キャラクター設定】
(貼る)
【条件】
- 敬語として正しい表現にする(誤用を含めない)
- 原則8文字以内。超える場合は2行に分ける形で書く
- キャラクターの明るさは残す(堅すぎない敬語にする)
- 上司や取引先に送っても失礼にならない表現にする
- 同じ意味のセリフを重複させない
- 表情とポーズも、丁寧な動きに変更する
(例:親指を立てる → 軽く会釈する)
【出力する列】
No / カテゴリー / 1作目のセリフ / 敬語版のセリフ / 文字数 / 表情 / ポーズ
【最後に出力すること】
- 敬語として微妙な表現がある場合の指摘
- 1作目のポーズをそのまま使えるもの/変更が必要なものの一覧
▲ ここまで
プロンプト3 季節版の企画を作る
以下のキャラクターで、季節版スタンプの企画を作ってください。
【キャラクター設定】
(貼る)
【出力してほしいこと】
1. 1年間の季節・イベントの一覧(日本で使われるもの)
2. 各イベントで実際にLINEで送られる言葉
3. 申請から販売開始までの期間を考えた、着手すべき時期の目安
4. 優先度(使用頻度が高い順)
【条件】
- 特定の宗教・政治に偏る内容を含めない
- 地域や文化によって受け取り方が変わる表現を避ける
- 審査期間は変動するため、具体的な日数を断定しない
(「余裕を持って」という表現にする)
- キャラクターの服装は基本設定を維持し、
小物や持ち物だけで季節を表現する案も出す
プロンプト4 英語版のセリフを作る
▼ ここからコピーして使えます(22行)
以下は、LINEスタンプ1作目の日本語セリフ40個です。
英語圏向けのスタンプ用に、英語のセリフ40個を作ってください。
【1作目のセリフ40個】
(貼る)
【重要な条件】
- 日本語の直訳をしない
- 英語のチャットで実際に短く送られる言葉にする
- 1〜3単語を基本にする(長い文は作らない)
- スラングは避ける(幅広い層が使えるように)
- カテゴリー配分は日本語版と同じにする
(あいさつ4 / 返事5 / 感謝3 / 謝罪3 / 確認4 /
仕事5 / 感情5 / 応援4 / 締め4 / キャラクターのネタ3)
【出力する列】
No / Category / English text / 文字数 / 対応する日本語版のNo / 表情 / ポーズ
【最後に出力すること】
- 日本語版に対応する英語が存在しないセリフの一覧と、その代替案
- 文化的に受け取り方が変わる可能性がある表現の指摘
▲ ここまで
実例:私がシリーズで学んだこと
学び1 キャラクターを1体に絞ると展開しやすい
複数キャラクターを出すと、2作目以降で全員を描き分ける必要が出ます。
作業量が2倍、3倍になります。
1体に絞ると、シリーズが続きます。
第3章で「キャラクター1体で表現できるか」を評価項目に入れたのは、これが理由です。
学び2 タイトルの形式を最初に決める
1作目:AIコンサル アイナ|毎日つかえる40個
2作目:AIコンサル アイナ|敬語編
この形式を1作目で決めておくと、シリーズが並んで見えます。
1作目で形式を決めずに出すと、2作目でタイトルの付け方に困ります。
学び3 プロンプトを保存していないと2作目が重い
これは実際にやってしまった失敗です。
1作目のプロンプトを保存せずに進めて、2作目でゼロから作り直しました。
うまくいったプロンプトは、必ずファイルに保存してください。
このリポジトリの prompts/ フォルダは、そのために用意しています。
学び4 動物キャラクターは展開しやすい
動物キャラクターを作ったときに気づいたことです。
動物は、次の点で有利です。
- 職業や年齢の設定が不要
- 国や文化を選ばない(海外向けにしやすい)
- 表情のデフォルメが自由
一方で、職業特化の共感(保育士あるある、士業向けなど)は出しにくいです。
共感で攻めるなら人物、展開のしやすさなら動物という整理になります。
よくある失敗
失敗1 1作品で終わる
いちばん多い失敗です。
対策:1作目の申請と同じ日に、2作目の企画表を書く。
失敗2 2作目でキャラクターを変える
シリーズになりません。
対策:同じキャラクターで、セリフの方向を変える。
失敗3 同じ画像の文字だけを変えて出す
類似画像として指摘される可能性があります。
対策:ポーズか表情を変えて再生成する。
失敗4 季節版の申請が遅れる
イベントに間に合いません。
対策:余裕を持って申請する。審査期間は変動する。
失敗5 1作目のプロンプトを保存していない
2作目でゼロからになります。
対策:prompts/ フォルダに保存する。
失敗6 いきなり着せかえに挑戦する
制作量が多く、途中で止まります。
対策:スタンプで5作品作ってから。
失敗7 知らない地域の方言版を作る
違和感を持たれます。
対策:自分か家族の出身地に限る。
失敗8 コラボを口約束で進める
権利と収益でもめます。
対策:事前に文書で決める。
失敗9 タイトルの形式が作品ごとにバラバラ
シリーズとして認識されません。
対策:1作目で形式を決める(キャラクター名|〇〇編)。
この章のチェックリスト
- □ 1作目の申請日に、2作目の企画表を書いた
- □ 10作品の企画表を埋めた
- □ 2作目を「敬語版」または需要がはっきりした方向にした
- □ タイトルの形式を決めた(
キャラクター名|〇〇編) - □ キャラクター設定シートを保存した
- □ 基準画像を保存した
- □ 共通プロンプト(変えない7項目)を保存した
- □ 表情・ポーズの指定集を保存した
- □ 文字入れの設定をテンプレート化した
- □ 加工手順を書き出した
- □ 説明文のひな型を保存した
- □ 動くスタンプ・絵文字・着せかえは後半に配置した
- □ 季節版の着手時期を余裕を持って設定した
章のまとめ
- 2作目は1作目の3分の1程度の時間で作れる
- 展開の方向は11。2作目は需要がはっきりした敬語版がおすすめ
- 同じ画像の文字だけを変える展開は避ける(類似指摘のリスク)
- 動くスタンプは静止画5作品のあと。着せかえは最後
- タイトル形式を1作目で決めると、シリーズが並んで見える
- 資産(設定・基準画像・プロンプト・テンプレート)を保存するのが最大の時間短縮
- 動くスタンプ・絵文字・着せかえの仕様は、公式ガイドラインで確認する
次の章では、Claude Codeを使った自動化に入ります。
40枚のファイル管理と検証を、コマンド1行で終わらせます。